2018年04月15日

No.060 Dunlop MAX200G ProV



最近、ちっとも買い物をしていません。
全くしていないわけではないですが、皆様に紹介できるような物を買っていない、という方が正しいのかも。


同じものばかりを買っていて、新しい商品にチャレンジしていないのです。


ということで、今回も懐古主義に走ります。
今回はラケットで、つい最近まで使用していた、こちらです!


max200g pro3.jpg


懐かしいDunlop MAX200G PROVです。
いわゆるグラフ・モデルですね。


批判を覚悟で言いますが、私はMAX200Gの中でこのカラーリングが一番好きでした(過去形です)。


マッケンローも好きでしたが、このカラーリングのMAX200Gを使用しいた頃のシュティフィ=グラフが大好きだったんです。


成長期だったためか、胸が大きくなりすぎてフォアハンドの威力が弱まったことで、胸を小さくする手術をした?なんて話もありました。


すごくストイックなんだなと思っていたら、実際はとてもシャイで友達もなかなかできなかったなんて話もあって、
年間ゴールデンスラムなんて、とんでもない偉業を達成しておきながら、とても人間味にあふれた所が好きだったのかもしれません。


さて、ラケットの話です。実は私、このラケットの打球感が大好きです。


とにかく柔らかい!
打球感だけでなく、ラケット自体もですが。
「ボワン」、「ボヨン」という感じなんですが、スライスで打つと「シュー」っと伸びていく打球!病みつきになります。


私は非力で、相手に打ち勝つテニスはできません。
バックハンドもスライスを多用しますし、「パカーン」っとフォアハンドで打ち込むようなテニスはできないので、このMAX200Gは私のスタイルに合っていたのかもしれません。


スペックは、フェイスが85平方インチ、重さは360gぐらいあったと思います。
厚さとストリングパターンは忘れてしまいました。


厚さはWilsonのPro Staffの17mmのように薄くはありません、20mm以上はあったと思います。


というのも、スライスは良く滑るのですが、回転系のサービスはラケットが厚くて打ちづらいなぁという印象が強かったですからね。


それから何といっても重い!
ラケットの重さを利用してストロークを打つ練習には最適ですが、サービスを打つのがしんどいのは否めません。


つい一年くらい前まで使用していました。
テニススクールに通っていた時期がありまして、その時よく使用しました。


でも、スクールのコーチが20歳台前半の若いコーチばかりで、誰一人としてMAX200Gの事を知らず…。


それどころか、「そんな古そうなラケットでは上達の邪魔になりますよ」
「早く最新のラケットに替えましょう」なんて言われる始末。


意地でも使い続けましたが、でも正直スマッシュやバックのハイボレーはミスることが多かったです。


でもアラフォーの私ぐらいになりますと、もう正直上達は望んでいません。


気持ちよく、自分の狙ったところへボールを運べればそれでいいんです。


決してノータッチでポイントを取れなくても相手が嫌がる所へボールを運ぶ技術を維持できれば、それがスクールへ通う一番の意義でした。


打球感は気持ち良いですが、扱いやすいラケットではありません。


でもそれが、自分の今の技量を計る一つの指標になるラケットでありました。


いいラケットです。
まだお持ちの方は、大事に使いましょう。
今後、この手のラケットが登場することは絶対無いでしょうからね。
posted by はぶさん at 15:00| Comment(0) | DUNLOP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月25日

No.039 Dunlop Biomimetic Max200G



さて、今日もラケットを紹介します。
本日もDunlop。

日本ではあまり見かけなかった一品です。

マッケンローがシニアツアーで使用している
ラケット、Biomimetic Max200Gです。

Biomimetic Max200G.JPG

以前、NEOMAX2000を紹介しましたが、
それよりもMAX200G感が強いカラーリングです。

シニアツアーでのマッケンローが
とてもカッコよいんですよね。

他の選手達が、頭が禿げたり、腹が出ていたり
散々な外見の選手が多い中、マッケンローは
現役時代のような躍動感のあるプレイを
見せてくれています。

その手に握られているのがこのラケットなんです。
私も禿げたり、腹が出たりはしていませんが
あらゆる部分で衰えてきたのは事実。
マッケンローを見習って、このラケットに握り替えて
一念発起しようと思ったわけです。

シニアツアーでは、ルコントも大活躍してますね。
ルコントも天才肌の選手で、更にシニアツアーでは
エンターテイナーにも磨きがかかり、見ていて
とても面白い選手になりました。現在ではマッケンローと
同じくらい好きです。

さて、ラケットのインプレです。
まず打感ですが、MAX200Gとは全く違います。
NEOMAX2000とも全く違うのです。

MAX200Gは打感も、ラケット自体も柔らかい物の
代表格ですが、このBiomimetic Max200Gは、
ラケットはしっかりしていて硬いという印象でした。

打感も「柔らかい」とは程遠く、「ゴツン」という
重たく硬い打感でした。
HEADのリキッドメタル・プレステージを打った時と
似ていたように思いました。

スピン性能はいたって普通。スライスも特に
打ちやすいわけでもなく、いたって普通のラケットで
あまり魅力を感じなかったですね。

ただ外見・カラーリングはピカイチだったので、
メインにしたかったのですが、残念ながら機能的に
受け付けなかったです。

中身がVolklのCatapult10で、外見がこのラケットだったら
即効メイン昇格で、長期政権間違いなしなんですけどね。

何故マッケンローがこのラケットを使用しているのか?
DunlopのMaxply McEnroeを打った時にも思いましたが、
かつて使用していたMAX200GやVolklのC10 Pro、
SNAUWAERTのMCE001なんかと全く打感が違うんです。

Dunlopがわざわざマッケンローのために製作して
くれたラケットだから渋々使用しているのか?
真相は分かりませんが、かなりガッカリしたラケット
でしたね。現在はオークションでも高値が
付いていますね。
posted by はぶさん at 23:48| Comment(0) | DUNLOP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月02日

No.023 NEOMAX2000(DUNLOP)



ある日の午後のことだった。


一通の往復葉書が届いた。22年前に卒業した中学校の友人達からだった。送り名には3人の名前があった。男友達2人の名前と、私が当時大好きだった女の子の名前だった。しかしその名前の後には(旧姓○○)という文字が付いていた。
 

私が好きだった女の子(以下Mさん)ももう立派な人妻になっていた。37歳ともなれば当たり前である。ただ残念ながら、私はどんなに可愛かった子でも人妻になったら興味が無い。もちろん人妻ヘルス(できれば20代前半がベストである)や人妻DVDは例外である。
 

葉書の内容は、同窓会を開くから是非とも出席してほしいというものだった。女性(Mさん)の文字で「クラスのリーダーだったhabuがいなきゃ始まらないよ。絶対来てね。」と書いてあった。
 

私は「人妻(Mさん)が年もわきまえずに、何を可愛らしく書いてんだ、アホじゃないのか、ふっ」と思いながら、出席の文字に勢い良く丸を付けていた。その時の私は、湘北高校の三井寿になっていた…中学校時代の昔の思い出が頭の中で美化されたのだ。可愛かったあの子(Mさん)が、37歳になった今でもあの時の可愛らしさが面影として残っていて、落ち着いた大人の雰囲気や妖艶な色気、年を重ねて少々ふっくらとしたグラマラスな体型で、俺を誘ってきたら…なんてつい考えてしまったのだ。
 

その後、予定通り同窓会は開催された。久しぶりの面々と再会できた。男達は昔の雰囲気をどこかに残しながら、禿げあがったり、デブになったり、パンチパーマになっていたり、紫のジャージで出席したりと散々な様子だった。私は当日休みだったが、仕事で忙しいことを装いながら、キチっとスーツで15分くらい遅刻して参加した。普段仕事で若い世代と接しているためか、私が一番変わってなく、一番若かったと断言できた。
 

遅刻して会場に到着した私を見て、女性達の多くが遅刻の理由を尋ねる口実で近づいてくる。しかし頭の中で美化されていた思い出は見事に砕け散った。本当に年齢通りのおばさん達の集まりだったのだ。ただ近づいてきた面々の中にMの姿は無かった。会場を見渡すと、奥の方のテーブルに座っていた。こちらを見てニコっと微笑んでくれた。その時の笑顔は、昔の面影を残した大人の女性の笑みだった。妖艶でも痴女でもグラマラスでもなく、落ち着いた奥さん的な感じだったが、その姿を見れただけでも満足だった。ただ会の中では、一度も話すことはできなかった。
 

しかし、会の終了後である。店を出た所で男友達と「広末涼子のウンコを食えるか」という「朝まで生テレビ」でも結論が出ないような崇高な議論をしていた時だった。Mが「habu、一緒に帰ろ」って後ろからスーツの上着の裾を引っ張ったのだ。
 

確かにMとは途中まで帰る方向は一緒。私はもしかしたらこういうシチュエーションになるのではないかと思い、徒歩で店まで来ていたのだ!
 「いいけど、俺は車じゃないよ、徒歩だよ?」
 「その方がhabuとゆっくり話せていいじゃん」
 という会話から始まって、男友達から
 「おいおい、不倫するなよ〜」「ひゅ〜、ひゅ〜、ウンコ食うなよ〜」という最大の賛辞に送り出されて、一緒に帰り始めた。
 

暗い夜道を二人で並んで歩いた。歩き始めは、お互い意味もなく緊張して他愛の無い話ばかりだった。仕事の話、趣味(テニス)の話、今までの私の女性遍歴などなど…。しかしあるT字路に差し掛かった時だった。私の家はT字路を右へ、Mの家は左に曲がらなくてはならないという時だった。


Mは、こう切り出した。
 「まだ帰りたくないなぁ…habuの家へ先に帰ろ、私は後で一人で帰るから…。(すごく寂しそうに)」
 「暗い夜道をおばさん一人じゃ危険だから、先にMの家へ行こうよ。ちゃんと送ってあげるよ。ただご主人に見つからないように10メートル手前までだけどね。」
と笑顔で切り返し、Mの家へ歩き始めた。Mの表情が暗かったので笑わせなきゃと思い、先日近所のおばさんと組んで出場したミックス・ダブルスの話を切り出した。


ところが、
 「私ってやっぱりおばさんかなぁ? 私ね、昔からずっとhabuのことが好きだったんだよ!昔自分から切り出せなくて散々後悔してきたから、今日は頑張ったんだよ?habuの話って昔から何もかも面白いよね。habuと結婚してたら、今もきっと楽しい人生だったよね?私…失敗したかなぁ…」
って涙を流し始めた。確かに会話の所々で、Mは私の話を羨ましそうに聞く一方で、急に暗くなったりもした。それと同時に夫婦関係なのか、子育てに疲れてるのか分からないが、Mがうまくいっていない様子は感じ取れた。だがどうフォローしていいのか分からないまま、気が付くともうMの家の近所へ達していた。
 

私は何も語らずに、Mの肩を抱き寄せた。
「言っておくけど、俺も大好きだったからね!Mの気持ちに気づかなかった俺が大失敗だったんだから…ごめんね。できることならもう一度人生やり直したいね…」ってMをぎゅーっと抱きしめた。
「habu?私を抱いて!今日は私が遅くなるから、旦那と子供は実家に行ってる。家には誰もいないの…お願い、一緒にいて」
 

私は、自分を抑えることができず、翌朝までMを激しく抱き続けた…。
という夢を見た。


さて今回のラケットである。まさしく上記の夢のような出会いである。ある日の午後、仕事の合間にたまたまネットを見ていたら「MAX200Gの後継か! NEOMAX2000発売迫る」のようなフレーズを見つけてしまったのだ。私も一時期、その独特な打球感に惚れ込んで、MAX200Gを使い込んだことがある、かつ現在も6本所有している人間なのだ。当然その後は、仕事もせずにひたすら関連情報を検索し続けた。そして画像を見つけた。MAX200Gの面影を残したカラーリングにフェイスが98平方インチの、「昔の面影を残した、ふっくらとした、落ち着いたおばさん、いやラケット」という先述の夢と同じものである。

neomax2000.JPG



発売と同時に購入した。カラーリングはかつてのMAX200Gにならって、黒のボディに、グリーンとゴールドのデザインだが、少々派手な感じがする。持った感じは、ヘッドライトでかつてのMAX200Gとは一線を画すが、ボレーはし易そうである。


購入した週の日曜日に早速使用した。


まず打感である。私的な感想だが、MAX200Gとは明らかに異なる。最新のラケットなので、素材も製法も違うはずなのでMAX200Gとは全く同じ打感ではないだろうとは思ったが、少々がっかりした。ネットでもインプレ記事が出回ってきていたが、「昔のMAX200Gの感触を彷彿させる」とか「MAX200Gはこんな感触だったなぁと思い出させる」なんて記述が多かっただけに、がっかり感も大きかった。


MAX200Gとは違い、金属的な芯のある感じの打球感だった。特にスポットを少々外して捕らえた時にそう感じた。スポットで捕らえた時は確かに柔らかいが、軽い感じの打球感でRIM系に近いものだった。
ラケットにもパワーは無く、自分の力でボールを運ばないといけないです。


他のインプレでは「フラット・スライス向けのラケット」というものが多かったが、私は特にそうは思わなかった。私もバックハンドはスライスを多用するが、NEOMAX2000よりもスライスの打ち易いラケットはいくつでもある。MAX200Gの後継だからという理由で、MAX200Gを使用していたのがマッケンローやグラフだったからという理由で、安易に「フラット・スライス系」と言っているようにしか思えない。


私は本当に「フラット・スライス系なのか?」「スピンには向いていないのか?」「アンダースピンがかかるのなら、スピンだってかかるだろう」という疑問から、敢えてスピンボールを打ち続けた。


フォアハンドはナダルのように腕を頭の後ろにまで振り上げることでスピンをかけてミスを連発し、バックハンドは全盛期のリオスのように華麗なジャックナイフでミスを連発し、チャンスボールはエアーケイのように打ち込み、バックアウトを連発した。


結論はスピンに向かないラケットでもないということだ。「敢えて言おう!カスであると!」ラケットではなく、もちろん私のことである。



ということで、このラケットは比較的手から離れるのが早かったですね。
posted by はぶさん at 11:30| Comment(0) | DUNLOP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする